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お一人様の出前 [お店]

 鶴生館の天ぷら定食(上)です。

 いつもはご夫婦でお店に食べに来られるお得意様なのですが、
 今日はご主人の分だけ出前でご注文いただきました。
 日頃のご愛顧への感謝の念をすいかに表してみました。

天ぷら定食(上)
天ぷら定食(上) posted by (C)鶴生館

 ネタも実はちょっと多めですが…。

 野菜は露地ものの茄子、南瓜、オクラなど夏野菜を中心に、蓮と飾り包丁を入れた椎茸。
 海老が贅沢に三本、お刺身用の帆立を2~3枚ミルフィーユのように重ねたものと、小柱を使った磯辺揚げが枕になっています。

夏野菜と海老、帆立、小柱
夏野菜と海老、帆立、小柱 posted by (C)鶴生館

 海老の枕になっているのが磯辺揚げです。
 小柱を海苔で巻いたものを揚げてあります。

枕
posted by (C)鶴生館

 小付けは鶴生館が得意とする鰹のたたきの土佐造りです。
 この季節にピッタリな甘酸っぱくてさっぱりとした口当たりのサラダ感覚のお刺身は
 天ぷらの箸休めにもぴったりではないでしょうか。

小付け 鰹のたたき
小付け 鰹のたたき posted by (C)鶴生館

 水菓子はすいかです。おかみさんが大胆に切り分けました。
 実は、このすいか、おかみさんの意向で奥様の分もご用意させていただきました。
 とても喜んでいただけたと聞いてほっとしました。

すいか!
すいか! posted by (C)鶴生館

 お椀は鯛のお吸い物です。
 片栗をまぶして下茹でした物で、口当たりよく頂けるようになっています。
 一緒に入れた生わかめとしめじが香りを添えています。

椀物 鯛のお吸い物
椀物 鯛のお吸い物 posted by (C)鶴生館

 香の物は、鶴生館名物、おかみさん手製の糠漬け、蕪ときゅうりです。

香の物
香の物 posted by (C)鶴生館

 定食なので、あとご飯と、温めた天つゆが付きますが、これを召し上がるご主人と言うのは、実はもう70も過ぎていらっしゃいます。健康な胃袋でうらやましい限りですね……。
 それだけ元気でいられるのなら長生きしてもいいなと思います。

 鶴生館の心配りいっぱいの天ぷら定食(上)は2,520円(税込)です。
 出前でもお届けしていますので、ぜひお試しください。
 
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留守番の日の夕食 [お店]

 豪華な天ぷらがひときわ目立つ、鶴生館の天ぷら定食(上)です。
 奥様が夜お出かけになるということで、留守番をされる旦那様へのお夕食の出前です。

天ぷら定食(上)
天ぷら定食(上) posted by (C)鶴生館

 海老はなんと三本ついて、全部で10点の天ぷらが盛られています。
 茄子に、オクラに、南瓜と、露地ものの夏野菜に、刺身用の帆立。
 などこれ一皿で鮮度の良い海のものから山のものまでが頂けるという
 贅沢なお料理です。

夏野菜と海老、帆立、小柱
夏野菜と海老、帆立、小柱 posted by (C)鶴生館

 飾り包丁を入れた椎茸や海老の枕になっているのは
 小柱を包んだ磯辺巻きです。

枕
posted by (C)鶴生館

 小鉢には鰹のたたき。
 鶴生館得意の土佐造りにしてあります。

小付け 鰹のたたき
小付け 鰹のたたき posted by (C)鶴生館

 お椀には、鯛の切り身と、しめじに、生わかめ、
 そして柚子の皮が香り付けに入っています。

椀物 鯛のお吸い物
椀物 鯛のお吸い物 posted by (C)鶴生館

 デザートには扇のようなすいか。
 食べきれますかね…。

すいか!
すいか! posted by (C)鶴生館

 そして、定食には欠かせない、おかみさん特製の糠漬け。
 今は糠漬ってあんまり食べる機会がないんじゃないですかね。

香の物
香の物 posted by (C)鶴生館

 これだけ贅沢な夕飯が食べれるんだったら、たまにと言わずとも
 留守番したくなるかもしれないですね。
 しかし、贅沢なお料理もみんなで楽しく囲んだ方が美味しさも増すというもの。
 留守番の時と言わず、いつでもお気軽にご注文ください。


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深海の高級魚 黒鯥(クロムツ) [素材]

 この夏入荷した黒鯥(クロムツ)です。
 これも相模湾で捕れた地ものの魚です。
 クロムツは深海に棲む魚で、もともと一度に捕れる量が少ない事から、希少価値が高く、
 回ってるお寿司屋さんではまずお目にかかることのない高級魚です。

 黒ムツの旬はなこれからと言うこともあるのでしょうが、それにしても小ぶりです。
 大将も、「今時はこんなサイズしか捕れないのかなぁ」とぼやいていました。
 今夏の猛暑といい、深刻な環境変化を目の当たりにしているのではと感じます。

お高級魚
お高級魚 posted by (C)鶴生館

 クロムツはこの針の様な歯がトレードマークですが、
 こんなにいかつい顔をしていても、身は綺麗な桜色なんです。

針のよう
針のよう posted by (C)鶴生館
 
 黒ムツのもっちりとした歯ざわりと独特の旨みは生で食べてこそ。
 お刺身やにぎりのネタになった様子はまた次の機会にご紹介します。


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松鯛 [素材]

 今日はちょっと珍しいお魚をご紹介します。

 シルエットと色を見ただけでも無骨そうな印象ですね。

シルエットクイズ
シルエットクイズ posted by (C)鶴生館

 松鯛と言います。
 大きなヒレや、鎧のような鱗が思わず古代魚を想像させます。

 松鯛の名前の由来はちょっと不明ですが、
 この色と鱗が松ぼっくりっぽいからかなと思いました。

古代魚
古代魚 posted by (C)鶴生館

 顔が小さくて、そこからせり上がる様に上背があると言うのも
 古代魚の特徴に似てますね。
 エラの形も独特です。二重になっているように見えます。

古代魚ポイント -えら-
古代魚ポイント -えら- posted by (C)鶴生館

 松鯛のうろこは見るからに堅そうですが、本当に硬いんだそうです。
 この大きくて硬い鱗を落とすのにかなり苦労していました。

固くて大きい
固くて大きい posted by (C)鶴生館

 尾鰭の上下に大きなヒレの付いているのもかなり特徴的ですね。
 本当に不思議な魚です。
 いつも捕れると言う訳ではなく、気まぐれに網に引っ掛かっては、
 引っ掛かった時には大抵これくらいのサイズなんだそうです。

古代魚ポイント -ひれ-
古代魚ポイント -ひれ- posted by (C)鶴生館

 松鯛は相模湾で昔から捕れるお魚ですが、数が多くなく市場に出回る機会が少ないので、
 お寿司屋さんにでも足しげく通わなければ出会えないお魚だと思います。
 回ってるお寿司屋さんでは出来ない経験を是非鶴生館でお試しください。


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夏の土用の宴会 [宴会]

 鰻重に白ワインという姿がよくないですか?
 しかも、白ワインのグラスがしっとりと汗をかいてる辺りがまた魅力的です。

 今年の夏の土用に鰻重で宴会を開かれた際の様子です。

40分お待たされの鰻重
40分お待たされの鰻重 posted by (C)鶴生館

 鰻重の椀にはもちろん肝吸い。
 夏らしく、椀の中に素麺を浮かべています。

初めての肝吸い
初めての肝吸い posted by (C)鶴生館

 鶴生館の鰻は蒸してから焼く江戸前の製法なので、
 ご注文頂いてから少なくとも30分程度はかかります。
 なので、宴会のお料理としては不向き極まりないのですが、
 そこはグルメなお客様の集まり、久しぶりに集まった仲間と
 待ち時間もなんのそので、出来立ての鰻重を楽しまれていました。

 柔らかさと味が自慢の鶴生館の江戸前の鰻。
 ぜひお試しください。


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エシャレット [お店]

 夏のおつまみの代表、エシャレット。
 飾り包丁を入れた茎が広がって綺麗ですよね。
 シンプルなお料理でもちょっとした工夫でこんなに華やかに見せることが出来ます。

夏のおつまみ
夏のおつまみ posted by (C)鶴生館

 夏には野菜など素材の味を活かした簡単なおつまみが多いですよね。
 これもそのうちの一つですが、
 鶴生館ではもろ味噌を添えてお出ししています。

エシャレットの花
エシャレットの花 posted by (C)鶴生館

 鶴生館のひと手間かけたエシャレット、お酒のお供に是非どうぞ。


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夏のおつまみ二品 [宴会]

 しらすおろしに、谷中生姜。
 どれも夏を代表するおつまみです。

おつまみ二品
おつまみ二品 posted by (C)鶴生館

 谷中生姜を入れる器は、素材の色に合わせました。
 白地にピンクのグラデーションが生姜とお揃いですよね。

お揃いの色
お揃いの色 posted by (C)鶴生館

 葉生姜の根(食べる部分)は丁寧に皮を剥き、芽を取り除いてあります。
 赤味噌を添えるのはおかみさんの気配りです。

葉生姜の色
葉生姜の色 posted by (C)鶴生館

 みずみずしい釜揚げしらすに大根おろしが渋い色合いの器に映えます。
 見た目が雪のようで、夏にはぴったりな涼しげな一品です。

シブ系おつまみ
シブ系おつまみ posted by (C)鶴生館

 たっぷりの大根おろしにこぼれそうなくらいの釜揚げしらす。
 この豪快な盛り付け方にも食欲がそそられますね。

あふれんばかり
あふれんばかり posted by (C)鶴生館

 鶴生館ではその時期の味わいを大切にお料理に活かしています。
 季節の味をぜひ鶴生館のお料理でお試し下さい。


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