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留守番の夕食 [お店]

お得意様へ天ぷら定食の出前です。
奥さまが急遽被災地へ向かわれると言う事で2日ほどお家を空けるため、
留守番をされるご主人様へのお夕飯を2日分ご注文頂きました。

天ぷら定食
天ぷら定食 posted by (C)鶴生館

天ぷらは、野菜がさつま芋、蓮、茄子、舞茸の4点。
海老が2尾、白身のお魚が2切と、海老の枕は小柱を海苔で巻いた磯辺揚げです。

8品9点
8品9点 posted by (C)鶴生館

小付には今が旬のホタルイカを添えました。

今日の小付
今日の小付 posted by (C)鶴生館

ご主人が2日間留守番をされると伺い、朝やお昼の食事が気になったので、
差し出がましくも鶴生館からお惣菜を少しご用意させて頂きました。
どれも鶴生で作った自家製のお惣菜です。

ほんの気持ち
ほんの気持ち posted by (C)鶴生館

切干大根には、人参、しめじ、昆布と、細く切った練り物を一緒に混ぜて炊いています。
練り物は小田原の山上さんのものです。

切干大根
切干大根 posted by (C)鶴生館

鶴生館のうの花はしっとり系です。
具は葱、人参、こんにゃくに、枝豆、しめじと具だくさんのうの花です。

うの花
うの花 posted by (C)鶴生館

鶴生館では生のひじきを使っています。
この五目煮もひじきの他、蓮、人参、こんにゃく、大豆、練り物に鶏のひき肉と
大分具だくさんのお惣菜です。

五目ひじき
五目ひじき posted by (C)鶴生館

3月11日の地震は、本当に生活を一変させました。
こうした悲惨な思いをしないと、自然に対する畏怖の念を思い返さないと言うのが
きっと今の私たちの問題なんでしょうね。

2日間、ご主人が食事に困ることなく、奥さまが無事に帰ってこれますようにと言う願いを込めて。


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澄んだお出汁に沈むしったか [お店]

今日の宴会の前菜に使うしったかです。
ちょっと小さいけど今日は2個付けになる予定です。

貝じゃらじゃら
貝じゃらじゃら posted by (C)鶴生館

さっぱりとした口当たりが想像できるような澄んだお出汁に沈むしったか。
一緒に入れた鷹の爪がさわやかな中にもピリリとした風味を楽しませてくれます。

静かにしてる
静かにしてる posted by (C)鶴生館

鶴生館の自家製のしったかが前菜に並ぶ様子はまた次の機会にご紹介します。


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大皿に蟹の並ぶ春の宴 [お店]

大皿に盛られた蟹が4皿も並ぶ食卓。
もともと蟹も大きいですが、やはり大皿料理が並ぶと食卓に迫力と華やかさが出ますね。
蓋の付いた器には鶴生館自慢のあら煮が入っています。

蟹のある宴
蟹のある宴 posted by (C)鶴生館

今日は11名様のご予約です。
あら煮と蟹が並んだだけで食卓の上が結構いっぱいですね。

大皿料理の存在感
大皿料理の存在感 posted by (C)鶴生館

あら煮の蓋を開けると大きなおかしらが出現。
あら煮の器の左にあるのは蟹の殻受けと、蟹用のスプーンです。

今日のあら煮は鯛
今日のあら煮は鯛 posted by (C)鶴生館

大きな鯛のおかしらです。マトウダイの肝なんかも見えています。
こんな風に煮つけになっているとお魚の頭もきれいに頂けますよね。

鯛のおかしらを煮つけで
鯛のおかしらを煮つけで posted by (C)鶴生館

こちらが今日の先付。
春らしく華やかな彩になりました。

春の豆がある先付け
春の豆がある先付け posted by (C)鶴生館

先付は全部で4品。
鶴生館の自慢料理や旬の味など、いろいろと楽しんでいただけます。

鹿児島から春をお届け
鹿児島から春をお届け posted by (C)鶴生館

これはなまこ酢。
酢のさわやかな香りが春らしさを誘います。

なまこ酢
なまこ酢 posted by (C)鶴生館

きれいな緑色が目にも新鮮な印象の空豆は鹿児島から。
しったかは鶴生館で炊いて味付けしたものです。

空豆としったか
空豆としったか posted by (C)鶴生館

丹精込めて作る自家製のイカの塩辛は鶴生館の自慢料理の一つです。

鶴生館自家製のイカの塩辛
鶴生館自家製のイカの塩辛 posted by (C)鶴生館

鮮やかな色合いのお造り。
地元相模湾の幸をたっぷりと味わっていただけます。

春のお造り
春のお造り posted by (C)鶴生館

一番手前が地の金目鯛、その右は石鯛、その左は黒鯛です。
今日はお得意様ですが、厚く切られた鮪や金目に店の気持ちが表れています。

相模湾の春の味
相模湾の春の味 posted by (C)鶴生館

地の魚、旬の味をお刺身で味わうのが鶴生館のお料理のモットーです。

お刺身がモリモリ
お刺身がモリモリ posted by (C)鶴生館

天ぷらはシーズンも最後になりましたが鰙の天ぷらです。
かなり立派なサイズになりました。
鰙シーズンの終わりが春の始まりでもあります。

鰙の天ぷら
鰙の天ぷら posted by (C)鶴生館

鰙が海老のように反る。やはりプロの仕事は見栄えに出ますね。
今日は鰙が3本と、お野菜が蓮とさつま芋と扇に作った茄子の3点です。
温かい天つゆで召し上がっていただきます。

鰙が踊る天ぷら
鰙が踊る天ぷら posted by (C)鶴生館

ちょっとインターミッション。
こちらは今日のお客様にお店からお出ししたお酒です。
中身は鶴生館では昔からのなじみ深い地酒なのですが、歌麿と写楽のラベルが
いかにも贈答用といった感じですね。酒屋さんが気を聞かせてくれたようです。

ご贈答用
ご贈答用 posted by (C)鶴生館

歌麿の「びいどろを吹く女」は甘口、写楽の「市川蝦蔵」は辛口。
お客様は冷で、甘口から飲まれました。

辛口 甘口
辛口 甘口 posted by (C)鶴生館

この菊勇(キクユウ)と読みます。
菊勇は鶴生館のある鶴巻とはお隣にある伊勢原の吉川醸造さんが作られているのお酒です。
今日お集まりのお客様は依然、この吉川醸造さんを訪ねられて小さな醸造所ということで
見学ができず残念がられていたので、せめてお酒だけでもと今回ご用意しました。

吉川醸造さんについては、個人のサイトになりますが下記によくまとめられていますので、
興味がありましたらぜひご覧ください。
「吉川醸造 菊勇」
http://www7a.biglobe.ne.jp/~souou/kikkawa.html

伊勢原のお酒
伊勢原のお酒 posted by (C)鶴生館

鶴生館の会席料理と言えばお寿司。
にぎりは5貫ですが、厚めに切った玉が6貫目の存在感ですね。

玉の存在感
玉の存在感 posted by (C)鶴生館

蒸し海老の紅白や、玉の黄色が華やかな一皿になりました。
蒸し海老は昔ながらの手法で作られた鶴生館の自慢のネタの一つです。

華やかなにぎり寿司
華やかなにぎり寿司 posted by (C)鶴生館

一番奥の薬味が添えられたネタは相模湾の味。
中央が同じく地の石鯛です。

地もの三昧
地もの三昧 posted by (C)鶴生館

鮪の隣の白身はマトウダイです。
どのネタも艶々として、色が鮮度を物語っています。

色と艶のにぎり寿司
色と艶のにぎり寿司 posted by (C)鶴生館

赤に白に黄色と鮮やかな色が揃う春のイメージにぴったりの一皿になりました。

春の色合い
春の色合い posted by (C)鶴生館

普通、お寿司に合わせる椀物と言えばお吸い物ですが、
鶴生館の寿司会席では椀そばが供されます。
おそばは縁起物でもありますからね。

トリの一皿
トリの一皿 posted by (C)鶴生館

今日は大和芋を使用しているので一味違いますよ。
今後の復興に向けたあきらめない粘り強さを込めました。
と言ったら後付けですが。

今日はちょっと違う
今日はちょっと違う posted by (C)鶴生館

そして、今日はお客様一人一人にお土産が。
準備に慌てたのでこんな絵しか撮れず…。

厚焼き玉子のカットに、青梅の甘露煮が3個と、五目ひじきが100gです。
少しではありますが、お店からの気持ちです。
おうちの方へのお土産話に花を添えられれば幸いです。

今日のおみや
今日のおみや posted by (C)鶴生館

この日お迎えした11名様は、計画停電から鶴生館が営業を再開して初めてのお客様でした。
ご予約は計画停電が始まるより以前に頂いていましたが、その後計画通りに実施されない停電に
振り回されていたので、どうなることかと心配していましたが、幸いにも週末は停電にならないという
パターンが定着し、食材も何とか良いものを調達でき、今回お客様をお迎えすることが出来ました。

中には来られなかった常連さんもおり、残念ではありましたが、それでもいつも鶴生館のお料理を
楽しみに来てくださる方々に、厳しい環境の中、作り手が納得のいく食材を持っておもてなしをする
ことが出来ました。
こんな風に仕事を再開できたことをスタッフ一同、とてもうれしく感じています。

この先も今日という日の仕事の喜びを忘れずに、鶴生館らしいお料理を作り続けて行きたいと思います。


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紅ズワイガニを丸ごと食べる料理 [お店]

宇宙人、円盤に乗る。

紅ズワイガニを丸ごと一匹乗せた豪快な一皿。
せっかくの大ぶりで形のいい紅ズワイガニなので胴や甲羅は割らずにそのままお出しました。
甲羅はお酒を注いでお味噌を溶いていただくというのもこういう豪快なお料理ならではの醍醐味ですね。

ドーン
ドーン posted by (C)鶴生館

相当大きそうでしょ?脚も太くて食べごたえ十分です。
足の裏側には出刃で刃が入れてあって、食べやすいようにあらかじめ殻が削いであります。

釜揚げ紅ズワイガニ
釜揚げ紅ズワイガニ posted by (C)鶴生館

紅ズワイより本ズワイの方が身も詰まっていて珍重されますが、
個人的には紅ズワイの方が味やお味噌も濃いと思います。

蟹が器に並んだところで宴会の始まりです。

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気心知れた仲間と囲む盛り込み料理 [お店]

計画停電も週末は免れるというパターンが2週続き、
幸いにも以前からご予約頂いていたお客様をお迎えすることが出来ました。
こんな不安定な状況になっても今日までキャンセルせずにいてくれたことに
お客さまの気持ちが表れているようでとてもうれしく思いました。

今日のお客様は6名の予定でしたが、お一人来られなくなって5名様となりましたが、
お料理はそのままでということでしたので、当初の予定通り6名様でお出ししました。
同窓会のお打ち合わせのようでしたね。

まずはおかみさん会心の作、お新香5種盛り合わせ。
鶴生館でお新香を単品で注文するとはなかなかの玄人です。

お新香を単品で
お新香を単品で posted by (C)鶴生館

柴漬けに、蕪と胡瓜と茄子の糠漬けに沢庵。
味も5種類なら色も5色そろった鮮やかな盛り合わせになりました。

お新香4種盛り合わせ
お新香4種盛り合わせ posted by (C)鶴生館

こちらはお寿司の盛り込み。
一皿が3人前になります。
盛り込み料理と言えばお寿司の十八番です。

お寿司の盛り込
お寿司の盛り込 posted by (C)鶴生館

こちらは天ぷら。
今日は平皿を使っています。

天ぷらの盛り込み
天ぷらの盛り込み posted by (C)鶴生館

白い平皿に揚げたての天ぷらが映えますね。
盛り付けも一人前より断然華があります。

天ぷらの盛り付け例
天ぷらの盛り付け例 posted by (C)鶴生館

華やかさが盛り込み料理の命です。

天ぷら3人盛り
天ぷら3人盛り posted by (C)鶴生館

最近では大皿からお料理を取り合うスタイルを敬遠される方もいらっしゃいますが、
盛り込み料理には一人前にはない迫力や豪華さを目で楽しむことができます。
仲の良い人となら、盛り込み料理お勧めしますよ?
鶴生館のお料理で是非お試し下さい。


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今日の器 -盛り皿編- [お店]

今日ご予約のお客様に使う盛り皿です。
足高になっていて、普段はお刺身の盛り合わせに使うことが多いですが、
今日はお寿司が盛られます。

鮑に似てる理由
鮑に似てる理由 posted by (C)鶴生館

個人的には鮑に似てるなと思うんですが、誰も納得してくれません。
器の形自体もそうなんですが、鮑をお刺身に切りつけるとき、
庖丁を細かく動かして表面を波波にするじゃないですか。
それにこの器の表情が似てるなと思って。

鮑に似た大皿
鮑に似た大皿 posted by (C)鶴生館

お皿の端のとこも、縦方向の短いとこはわざわざ斜になっている。
芸が凝ってて、この反対側は逆方向(お皿の裏側が)斜になってる。
お刺身に切る時も刃は斜めに入れるのでこのお皿と同じ形になるんです。

似てると思うんだけどなぁ。

ほらね
ほらね posted by (C)鶴生館

こちらは天ぷらの盛り皿。
今日は平皿です。既に天紙が敷いてあります。
天ぷらを平皿に盛るととってもオシャレですよ?

天ぷらの盛り皿
天ぷらの盛り皿 posted by (C)鶴生館

このお皿にきれいにお料理が盛られた様子はまた次回ご紹介します。


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おうちにお土産 [お店]

お店でお食事をされたお客様がおうちでお留守番のご家族に持って帰る贅沢なお土産。
たっぷり三人前あります。

お土産どっさり
お土産どっさり posted by (C)鶴生館

一番奥のピンクのネタは金目鯛、薬味が添えてあるのは鯵。どちらも相模湾で捕れた地のお魚です。
黒光りしているのは自家製の醤油漬けのいくらです。

ブラックいくら
ブラックいくら posted by (C)鶴生館

紅白が鮮やかな蒸し海老が目を引きますね。
海老の左側は地のマトウダイ、右は地のホウボウ。
おうちの方の方がお寿司はいいネタかも…。

蒸し海老の朱
蒸し海老の朱 posted by (C)鶴生館

まだまだ続きます。
鮪の隣のきれいな白身は地の石鯛。今が一番脂ののっている時です。
蛸も、北海道から生で届いた水蛸をお店で仕込んでいるこだわりのネタです。

蛸、鮪、石鯛
蛸、鮪、石鯛 posted by (C)鶴生館

とどめに鉄火巻。
ところどころわさびの緑色が覗いてて辛そうですが、わさびで辛いのは愛情のしるし。
涙を拭いていただいてください。

愛情が溢れてる…
愛情が溢れてる… posted by (C)鶴生館

まだあります。
鶴生館のお土産と言えばこれ。自家製の厚焼き玉子です。
通常、一本焼くのに卵を9個使いますが、今日はその半分をお入れしておきました。

おまけ
おまけ posted by (C)鶴生館

お父さんが食べに行ったなら手ぶらでは帰れないお店、鶴生館。
お土産でもお店の自慢の味を余すところなく楽しんでいただけます。
ご来店の際にはおうちの方にもぜひどうぞ。


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それぞれの無事を祝う会食 [お店]

本日の先付は日本酒好きのお客様にぴったりのお料理が揃いました。

イカと貝の前菜
イカと貝の前菜 posted by (C)鶴生館

貝の左右をいかが占める構図になっています。

素材の味を満喫する
素材の味を満喫する posted by (C)鶴生館


こちらは姫サザエの壺焼き。
相模湾で捕れるサザエの赤ちゃんを鶴生館の割醤油で香ばしく壺焼きにしました。

姫サザエの壺焼き
姫サザエの壺焼き posted by (C)鶴生館

これからが旬のホタルイカも相模湾で捕れたものです。
ホタルイカは深海に棲む生き物ですが、産卵のために海面まで集団で移動してきたところを捕えるわけですね。

ワレワレハ…
ワレワレハ… posted by (C)鶴生館

鶴生館の自家製珍味、いかの塩辛です。
このテリにワタの濃厚さがうかがえますね。

テリテリ イカの塩辛
テリテリ イカの塩辛 posted by (C)鶴生館

今日の焼き物は春の者同士を合わせた季節の香りいっぱいの一皿です。

春の者同士
春の者同士 posted by (C)鶴生館

青梅には桜を模した器を使っています。
実は、この器はどういうわけかかなり割ってしまって、大勢さまの時には使えないレアものです。

鰆に梅
鰆に梅 posted by (C)鶴生館

今日の焼き物は鰆の幽庵焼きです。
付け合せの青梅の甘露煮にはわさびをほんの少し添えて、また一ひねりある風味を楽しんでいただけます。

鰆の幽庵焼きと青梅の甘露煮
鰆の幽庵焼きと青梅の甘露煮 posted by (C)鶴生館

どうでしょう、このお造りのどっさり感。
今日も地ものの旬の味がたっぷり楽しめます。

お造りと供皿
お造りと供皿 posted by (C)鶴生館

厚く切られた中央上の鮪と、その下の金目鯛。
金目鯛の左右は、石鯛とマトウダイです。

厚い
厚い posted by (C)鶴生館

お造りの器と同じ形をしたミニチュアは共皿です。

ミニチュア
ミニチュア posted by (C)鶴生館

寒い時期、テーブルに置いた途端みんなの手が伸びてくるお料理です。

蒸し物
蒸し物 posted by (C)鶴生館

温かいうちが三つ葉や柚子の香りがよく立つので、早く召し上がっていただけるのは何よりです。

ミニ茶碗蒸し
ミニ茶碗蒸し posted by (C)鶴生館

今日は天ぷらには珍しい器を使っています。
車輪のような蓮が目を引きますね。

車輪のある天ぷら
車輪のある天ぷら posted by (C)鶴生館

シーズンも最後になりますが、鰙を3尾使っています。また来年の味ですね。
お野菜は蓮とさつま芋と獅子唐の3品です。

鰙の天ぷら
鰙の天ぷら posted by (C)鶴生館

最近めっきり定番と化したと山かけそば。
これだとみなさんおつゆまで全部召し上がっていくから不思議。

山かけそば
山かけそば posted by (C)鶴生館

山かけのとろろも、すったお芋を鶴生館の作った出汁で割って作ったお店の味です。

おつゆも飲んじゃう
おつゆも飲んじゃう posted by (C)鶴生館

実はこの日は地震の翌日で、予約の注文にもキャンセルの出る中、
お店での会食をご予定して頂いていた今回のお客様は、予定通り
5名様全員がお集まりになりました。
状況が状況ですので、前日にお店から確認のお電話を差し上げて、
当初は2人だけお見えになるとのことでしたが、その後時間を追うごとに
1人増え、2人増えて、みんなが集まるならと最後のお一人が決心されたかは
不明ですが、結局もとの5名様に戻るという経緯をたどりました。
当日集まられた皆さんは、互いに元気な顔を見られて安心しているという
感じがはたから見ていても良く分かりました。
このお客様は1か月後にもご予約をいただいており、帰り際、
「生きてたらまた次回!」
などと挨拶を交わされていましたが、だからこそ多少の不安は押してでも
集まることにしたのだろうなと思いました。

震災後の不穏な情勢に世間が殺伐とする中、お客様が和やかに語り合う様子に、
鶴生館がみなさんの安堵の場所になっていることを実感して、おもてなしをする
立場でありながら、とても心温まる気持ちになりました。

自慢の料理だけでなく、みなさんがそれを囲んで和やかに語り合えるという
そんな雰囲気も含めて、今後ともお客様に提供できるように心がけていきたいと
改めて感じる、そんなお仕事でした。


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お寿司におそばの夕食 [お店]

こういうメニューがあるわけではないんです。
毎月商店組合の方がお店で役員会を行った後にお食事をとられるのですが、
内容はいつもお店にお任せいただいています。

今日はにぎり寿司にとろろの山かけそばです。

食事付き役員会
食事付き役員会 posted by (C)鶴生館

ちょっとトロっぽい色をした鮪に期待感が上がりますね。
鮪の隣は石鯛、鮪の下は金目鯛。地もののお魚もしっかり入っています。
蒸し海老も鶴生館で丁寧に仕込まれたネタです。

結構いいもの
結構いいもの posted by (C)鶴生館

来月はどんなお食事になりますか。
お客さんに楽しみにしてもらえるようなお料理にしないといけないですね。

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お寿司と天ぷらのお昼 [お店]

お得意様のお昼にお寿司と天ぷらをお届けします。
ずいぶん豪華な昼食ですよね。
お客さんか、それとも何かいいことあったかな。
いま時はお寿司屋さんにお寿司を取るってすっかり珍しくなりました。

お昼にお寿司屋さんのお寿司
お昼にお寿司屋さんのお寿司 posted by (C)鶴生館

中央の黄色いものがやたら主張が強いですね。

黄色の主張
黄色の主張 posted by (C)鶴生館

なんと1人前11貫のボリューム。
それも全部ネタが違うんだからびっくりです。

玉子の存在感
玉子の存在感 posted by (C)鶴生館

イカには隠し包丁が入っています。
イカをやわらかくいただくという工夫もありますが、お醤油をチョンと乗せたら
斜めに入れた細かい筋が現れるという見た目の演出もあります。

イカに隠し包丁
イカに隠し包丁 posted by (C)鶴生館

それ自身が紅白に染まる食材。海老が珍重される所以が良く分かりますね。
鶴生館の蒸し海老は、昔ながらの手間暇をかけてお店で作る自慢の品です。

紅白の食材
紅白の食材 posted by (C)鶴生館

醤油漬けのいくらと透けるような白身が特徴のマトウダイ。
いくらの醤油漬けは鶴生館の自家製です。

醤油漬けのいくらとマトウダイ
醤油漬けのいくらとマトウダイ posted by (C)鶴生館

そして、相模湾と言えば鯵。
このピンク色が鮮度の証です。

地鯵をにぎりでいただく
地鯵をにぎりでいただく posted by (C)鶴生館

この分厚い玉は鶴生館の看板商品。
一口では食べれませんよ。

黄色い重厚感
黄色い重厚感 posted by (C)鶴生館

天ぷらもちょっとスペシャル。
今日は7点入っているんです。

天ぷらにお寿司という昼食
天ぷらにお寿司という昼食 posted by (C)鶴生館

海老二本の下に白身のお魚が1点。
お野菜は舞茸、蓮、扇の茄子にさつまいもの4点です。

サクサクころも
サクサクころも posted by (C)鶴生館

ササッと写真を撮ったところでバビューンとお届け。
出前や仕出しの内容はお気軽にお問い合わせください。


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