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おせち お重詰め合わせ 三段 2010年版 [おせち]

 新年あけましておめでとうございます。
 さっそく2010年のおせちのお重三段をご紹介したいと思います。
 今年はブログを見たというお客さまらかもご注文を頂きましたので、そのお重から先にご紹介したいと思います。

 本来ならお重は二段の予定だったのですが、お料理を詰める段になってやはり入らないということになり、結局三段にも溢れるほどのおせちのお重になってしまいました。

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 今年の目玉はなんといっても活き伊勢海老の塩茹でです。通年であれば伊勢海老は茹でたものを素焼き(もとやき)や鬼がら焼きにしているのですが、今年は地元の相模湾で捕れた活きた伊勢海老を取り寄せて、おせちを作る大みそかまで生簀で飼っていたものをお客様にお渡しする数時間前に生きたまま塩茹でしました。なんとも贅沢でダイナミックなお料理ですが、新鮮な伊勢海老の持つ繊細な甘みや歯触りを楽しめます。

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 立派な角ですね。こんなにきれいに角が残っている伊勢海老も珍しいです。地元で捕れたので輸送時間が短かくて済んだのと、うちの生簀が広かったのが幸いしたかと思います。
 伊勢海老は立派な殻に覆われていますが、そのくせ関節が弱く、捕る際や輸送の間に角が折れたり、足が取れたりすることが多く、ましてやおなかがすくと他人の足を食べてしまうくらいの生き物なので、五体満足な活き伊勢海老を手に入れるのは結構難しいことす。活き伊勢海老は茹でた後でさえ非常に足が取れやすいくらいです。

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 伊勢海老の下は地元相模湾で捕れた天然鯛の塩焼きです。他のお料理は奥から栗きんとん、これは二宮の大千屋さんから分けて頂いています。葉付き金柑と、伊勢海老の向こう側に埋もれているのは鶴生館特製の松風。伊勢海老のお尻に潰されているのが才巻の小町巻き黒豆も大千屋さんから分けて頂いているものですが、錦玉子は鶴生館で作っています。鯛の顔の横が自慢の厚焼き玉子。その下にあるのは羊羹で、伊勢原の新店という和菓子屋さんから取り寄せています。その下にちょこっと見えているのはこれも鶴生館の得意料理のサーモンの奉書巻です。

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 二段目も一段目に劣らず鶴生館の手作りおせち料理がぎっしりです。中央に有頭海老の具足煮、その下の山海漬けは鮑の殻に入っています。その左隣は「いとこ和え」と言って、数の子とたらこの贅沢な和えものです。その陰に隠れているのが、生麩、牛蒡の煮物です。お重の右上は市田柿をあしらった紅白のなます。バランを敷いた上に乗っているのは黄身寿司のスモークサーモン巻きです。紅白の菊花蕪は切り分けて市松模様にあしらっています。蛸の中華旨煮数の子の醤油漬け、一番右下が鰙の南蛮漬けです。

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 三段目は焼き物がメインです左奥がワラサ、その右が甘鯛。どちらも西京焼きです。その下が鮑の酒蒸し。その左は合鴨の焼き物二種です。醤油ベースの照り焼き風と、もろ味噌漬けのオーブン焼きです。その下はタラバガニの素焼き(もとやき)とこぶしとさざえの旨煮。そして左下が醤油漬けのいくらを柚子釜に入れた香り高い一品です。

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 鶴生館のおせちはお一人様用の詰め合わせが6,300円(税込)から、お重は三段で31,500円(税込)、二段で21,000円(税込)が目安ですが、ご予算やお好みに合わせてご用意しています。また、お料理は単品でも販売していますので、気になったお料理がありましたら是非お気軽にお問い合わせください。

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