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相模湾産 平鱸 [素材]

 氷詰めになっているのがモザイクの様ですが、それを通しても鮮度のよさそうなのが透けて見えます。

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 りっぱな平鱸です。メタリックな黒とシルバーのグラデーションがシックでかっこいい魚です。
 平鱸は冬に旬を迎える魚で、この時期相模湾でよく捕れますが、東京辺りでは高級魚の扱もされるほどです。

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 平鱸はパーチの様なこのしゃくった顎が特徴ですね。

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 顔は結構男前な部類に入ると思うのですが、性質はいたってビビりとされ、釣り上げるのには結構苦労するらしいですよ。

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 この背中にかけての盛り上がったカーブも平鱸ならではの特徴です。体の割にはヒレが以外と小さいと思いませんか?

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 平鱸のかわいらしいヒレです。透明感のある黒がかっこいいですね。

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 鱸は河口近くに生息するため、捕れた場所によっては生で頂くには臭いが気になることもありますが、小田原産の平鱸でそんな事はもちろんありません。地元で揚った新鮮を十分に味わって頂くためにお刺身やお寿司のネタとしてもお出ししますが、鱸は火を通してもおいしいお魚ですので、鶴生館では鮮度の高い繊細な味を損なわないようによく酒蒸しにしたり、かぶら蒸しの具に入れたりと温かいお料理としても楽しんで頂いています。

 平鱸はこの時期限定の素材です。ぜひ一度鶴生館でお試し下さい。
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