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初ものを添えた松花堂弁当 [里湯]

 弘法の里湯をご利用のお客様へのお料理「弘法」弁当です。
 焼き物、お造り、強肴の松花堂スタイルのお弁当箱に、ごはんと御新香が付いたお料理です。

本日のお弁当
本日のお弁当 posted by (C)鶴生館

 面白い眺めですよね。
 お造りはたっぷり4点、強肴は酢の物として今が旬の戻り鰹を使った
 鰹のたたきの土佐造りです。


 焼き物は鰤の照り焼きです。
 付け合せには羊羹を使っています。
 この羊羹は、鶴生館がおせちなどに使う甘味で贔屓にさせてもらっている
 新店(しんみせ)という和菓子屋さんのものです。


 今日のお造りには鶴生館の初もの、白魚が使われています。
 これから冬にかけて旬を迎える人気のお魚です。

 その他にも鮪、真鯛、そして地の庄子(ショウゴ:カンパチの若魚)が2枚づつで、
 新鮮なお刺身をたっぷりと楽しんで頂けると思います。


 お料理はこうしてコンテナに入れて運びます。
 お弁当は隙間なくピッタリと収まる設計になっています。
 

 そして、ごはんと御新香。

 御新香はおかみさん特製のぬか漬けです。
 白米にゴマを振りかけると言うのも、おかみさんならではの気配りです。

ごはんと御新香
ごはんと御新香 posted by (C)鶴生館

 「弘法」弁当はこの内容で1,575円(税込)です。
 弘法の里湯での限定メニューですので、
 お立ち寄りの際には是非お試しください。


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オードブル2種 季節の味、自慢の味 [里湯]

 「弘法の里湯」をご利用のお客さまからのご注文です。
 ご注文のオードブルは2種類で、こちらは、揚げ物や焼き物が中心です。

 中央は栗と銀杏の素揚げで、秋の味覚を中央に据えました。
 手前左はかま揚げのするめいか、手前右は鳥の唐揚げとポテトフライ。
 どちらもお酒が進みそうなおつまみです。

かま揚げするめとから揚げポテト
かま揚げするめとから揚げポテト posted by (C)鶴生館

 帆立の稚貝は素材の味を大切にしたお料理です。
 また殻つきのままという、見た目の豪快さもお客さまに喜ばれています。

帆立の稚貝とかま揚げするめいか
帆立の稚貝とかま揚げするめいか posted by (C)鶴生館

 綺麗な黄色の厚焼き玉子は鶴生館の看板商品です。

玉子焼きとパセリ
玉子焼きとパセリ posted by (C)鶴生館

 2種類目は煮物が中心のオードブルですが、「五色の煮物」にこだわる鶴生館では
 煮物においても色とりどりで、華やかさのあるのが特徴です。
 
 中央は青梅の甘露煮。さっぱりとした甘さととろけるような口当たりが人気のお料理です。
 その手前は、子持ち椎茸と、海老の具足煮。
 飾り包丁を施した椎茸は、笠の裏に自家製の海老進上を抱かせた手間のかかった一品です。

子持ち椎茸と海老
子持ち椎茸と海老 posted by (C)鶴生館

 里芋の煮物は、この白さを保つために一番出汁に鳥皮を使うなど、繊細な調理をされた一品です。
 しめじの煮物は不思議と蔓んとした食感を失わず、お醤油の香ばしい香りの中にも
 お酒の匂いがプンと立つ、あとを引く味です。

里芋としめじ
里芋としめじ posted by (C)鶴生館

 竹に梅をあしらった縁起のいい姿ですね。
 筍と人参の煮物です。
 それぞれ別に調理され、ここで合わされています。

 人参は型抜きをした後、飾り包丁を施しています。
 風車みたいな形になっていますよね?

竹と梅
竹と梅 posted by (C)鶴生館

 あら煮がオードブルに使われる事は珍しいのですが、
 これも単品として鶴生館では非常に人気のあるお料理です。
 こんなにぎゅうぎゅうに詰められるのも珍しいです…。

ぎゅうぎゅう
ぎゅうぎゅう posted by (C)鶴生館

 鶴生館の煮物はそれぞれの素材を別々に調理するという
 非常に手の込んだ仕事のたまものです。
 丁寧に仕込まれた鶴生館の煮物やオードブル、是非お試しください。


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世界の漁場から 戻りガツオ [素材]

 暑かった夏がやっと終わって、脂の乗った鰹のシーズンの到来です。
 この鰹は4~5キロと言ったところでしょうか。
 気仙沼から来ました。
 これくらいのサイズとなると、やはりこの近辺では捕れません。

気仙沼より
気仙沼より posted by (C)鶴生館

 型もいいし、鮮度も良さそうです。

 宮城は一般的に米蔵としての認知度が高い気がしますが、実は海の幸の宝庫でもあり、
 特に金華山沖は世界三大漁場のうちに数えられています。

 この立派な鰹も、そんな宝の一つですね。

戻りガツオ
戻りガツオ posted by (C)鶴生館

 鰹のたたき、特に土佐造りは、鶴生館の自慢料理の一つです。
 脂の乗った戻りガツオの捕れるこのシーズンに是非お試しください。


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お寿司屋さんの大人のポテトサラダ [里湯]

 ジャガイモは茹でると水っぽくなるので、蒸かしたものを使います。
 蒸かして熱いうちに皮をむきます。

アチアチ
アチアチ posted by (C)鶴生館

 一回に作る量はジャガイモだけでも2kgあります。
 これだけの量を熱いうちに皮をむくのは大変な作業です。

一回に作る量
一回に作る量 posted by (C)鶴生館

 蒸かしたからこそのホクホク感ですね。
 とはいっても、ジャガイモはその時々で質が違うので、
 状態に会わせて調味料などの量を調整して作ります。

臨機応変に
臨機応変に posted by (C)鶴生館

 鶴生館のポテトサラダに入る具は、主にこの2種類。
 ウィンナーと、人参です。

ポテトサラダの具
ポテトサラダの具 posted by (C)鶴生館

 ウィンナーは、あらかじめ鷹の爪とにんにくのみじん切りと合わせて炒めておきます。
 鷹の爪の辛味と、大蒜の香りをウィンナーに移しておく訳です。

努力でチョリソー
努力でチョリソー posted by (C)鶴生館

 人参は少し小さめの銀杏切りにしておくことがポイントです。

ポテトサラダに入る人
ポテトサラダに入る人 posted by (C)鶴生館

 そして、このポテトサラダに欠かせないのが粒マスタードです。
 昔から鶴生館のポテトサラダにはこの粒マスタードを使っていたのですが、
 最近では味が変わってしまって残念です。

キューピーマスタード あらびき
キューピーマスタード あらびき posted by (C)鶴生館

 ここから調理に入ります。
 まずは皮をむいたジャガイモはしゃもじで潰します。
 鶴生館のポテトサラダは少しジャガイモのごろつき感が残るように仕上げています。

しゃもじで潰す
しゃもじで潰す posted by (C)鶴生館

 サイコロ大の塊が残る程度にします。

ごろつき感この程度
ごろつき感この程度 posted by (C)鶴生館

 ジャガイモの形が整ったところで次に味付けです。
 まず塩をして、

塩をして
塩をして posted by (C)鶴生館

 次に白コショウ、

コショウして
コショウして posted by (C)鶴生館

 ここで一旦混ぜ合わせます。
 手で混ぜた方がジャガイモと調味料のなじみが早いです。

手で混ぜる
手で混ぜる posted by (C)鶴生館

 粉の調味料が大体ジャガイモと均一に混ざったところで、
 マヨネーズを加えて混ぜます。
 ここからはへらを使った方が作業しやすいです。

マヨネーズを入れる
マヨネーズを入れる posted by (C)鶴生館

 次にこのポテトサラダの主役、粒マスタードを加えて混ぜます。
 ジャガイモ2kgに対して1瓶を使っています。

粒マスタードを入れる
粒マスタードを入れる posted by (C)鶴生館

 最後に具を入れて混ぜ、味を見ます。

具を入れて混ぜると
具を入れて混ぜると posted by (C)鶴生館

 かなり具だくさんなのが鶴生館のポテトサラダの特徴です。
 そしてスパイシー。
 是非ビールとご一緒に。

具だくさんで大人の味
具だくさんで大人の味 posted by (C)鶴生館

 実はこポテトサラダ、鶴生館の店頭のメニューではありません。
 弘法の里湯の売店「やまなみ」でのみ扱っています。
 粒マスタードのさわやかな酸味と、鷹の爪のピリリとしたアクセントが一体となった
 鶴生館の大人のポテトサラダ。
 弘法の里湯にお立ち寄りの際には是非お試しください。


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