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2011年 おせち料理のお重詰め合わせ ―その2― [おせち]

場所を変えて気分を変える。
今度は大理石のテーブルに電球色の照明で撮影です。
全体的に落ち着いた感じで細部まではっきり写っている気がします。

飛び出すおせち
飛び出すおせち posted by (C)鶴生館

綺麗な角の反り具合ですね。
さっきまで生簀で活きていた伊勢海老もこの通り、立派なおせち料理になりました。
大きなのお頭に寄り添う伊勢海老。お正月らしい、何とも贅沢な取り合わせです。

角の海老反り
角の海老反り posted by (C)鶴生館

柚子釜の蓋をあけるとそこからはキラキラと光る宝石が。

料理も色気
料理も色気 posted by (C)鶴生館

鶴生館自家製のいくらの醤油漬けがたっぷりと入っています。

いくらの醤油漬け 柚子釜入り
いくらの醤油漬け 柚子釜入り posted by (C)鶴生館

羽子板の羽を模した金柑の甘露煮は葉付きが縁起ものとしての形です。
種の多いことでも知られる金柑ですが、鶴生館では中の種を丁寧に取り出していますので、歯触りを気にせず召し上がっていただけます。

金柑の甘露煮
金柑の甘露煮 posted by (C)鶴生館

錦玉子と紅白の蒲鉾。

錦玉子と紅白蒲鉾
錦玉子と紅白蒲鉾 posted by (C)鶴生館

二の段は焼き物酢の物を中心に13品。
量としてはそれぞれ3人前程度となっています。

焼き物 v.s. 酢の物
焼き物 v.s. 酢の物 posted by (C)鶴生館

酢の物は13品中、実に6品という品揃えです。
一口に酢の物と言っても、それぞれに味、趣向を凝らして、
飽きさせないお料理が揃っています。

黄身寿司の花
黄身寿司の花 posted by (C)鶴生館

一番左の紅白なますには大きさを合わせて細切りにした市田柿を和えて味に深みを出しています。中央のなまこ酢には柚子の皮で作った松葉飾りを添えて三杯酢と柚子のさわやかな香りが楽しめます。紅白の菊花蕪は、甘酢に一緒に漬けた鷹の爪を刻んで添え、味を引き締めてくれます。

酢の物たち
酢の物たち posted by (C)鶴生館

今が旬の鰙の南蛮漬けも鶴生館の得意とする酢の物です。
姿のお魚はお頭が付いているということで、おめでたい席にふさわしい素材です。

姿のお魚
姿のお魚 posted by (C)鶴生館

賽の目に切った数の子や蒸し海老をふんだんに使った山海漬けは
香りも高く、鶴生館のおせち料理の目玉でもあります。

山海漬け
山海漬け posted by (C)鶴生館

脂ののった鮭は焼いても身がしまりにくく、ほろほろっとした触感で、
口に入れた時の酒粕の風味がより一層引き立ちます。

粕漬けの艶
粕漬けの艶 posted by (C)鶴生館

タラバガニの脚肉は素焼きにしています。
卵黄と油をベースに和製マヨネーズのようなものを作りまして、
そのソースを殻を半分割った足にかけ、オーブンで焼きます。

タラバガニの脚肉
タラバガニの脚肉 posted by (C)鶴生館

数の子にいくら。
たらこやキャビアなんかもそうですが、
魚卵とはいずれも人気の高級食材ですね。

数の子といくらの眺め
数の子といくらの眺め posted by (C)鶴生館

数の子も鶴生館で味付けしている自慢の味です。
数の子はもちろん塩漬けのものを購入するのですが、そのままでは塩が強すぎますし、
卵の筋、皮を取り除く下処理もされていない状態なので、一度店で塩抜きをしてから
下処理を行い、それから改めて鶴生館で塩を振って味付けをしています。

御柱
御柱 posted by (C)鶴生館

三の段には煮物を中心に15品が詰められています。

おせち 三の段
おせち 三の段 posted by (C)鶴生館

それぞれの段で扱う料理のテーマがありつつ、彩りを考えて配置する。
お料理を詰めるだけでもなかなか頭を使う作業です。

大根の白と今日人参の紅
大根の白と今日人参の紅 posted by (C)鶴生館

金粉のかかっているのは鮪の角煮と栗の甘露煮。
色の濃い料理にはほんの少し金粉を添えるだけで絢爛な雰囲気になります。

茶色仲間 金粉仲間
茶色仲間 金粉仲間 posted by (C)鶴生館

鶴生館自慢のスモークサーモンの奉書巻きは、蒸し海老とスモークサーモンを、
それぞれ胡瓜と大根のかつら剥きで巻いたフレッシュな歯触りの一品。
本来、長期保存を目的としたおせち料理の中ではまさに新鮮な存在です。
そのさっぱりとした口当たりは箸休めにもぴったりですよ。

フレッシュな一品
フレッシュな一品 posted by (C)鶴生館

こちらは三の段のメイン料理、有頭海老の具足煮です。
海老にも小さなはさみがついています。
かわいいですねー。

チョキチョキチョキチョキ
チョキチョキチョキチョキ posted by (C)鶴生館

貝の煮もの三品。左上からツブ貝、しったか、そしてトコブシです。
トコブシの下には鮪の角煮が敷き詰められています。
そして貝の上には京人参で作った梅人参をあしらいました。
単に型で抜いたものを飾るよりも、もうひと手間かけて細工を施した方が
お料理としての見栄えは断然上がります。

貝の煮もの詰め合わせ
貝の煮もの詰め合わせ posted by (C)鶴生館

こうして今年も出来上がった鶴生館のおせち料理のお重箱詰め合わせ。
堂々たる存在感の一の段。
羊羹や栗きんとんもこの段には詰められています。

一の段
一の段 posted by (C)鶴生館

焼き物、酢の物のバラエティーが競演する二の段。
お料理の種類の多さに、和食の奥深さを味わっていただけると思います。

二の段
二の段 posted by (C)鶴生館

で、これが役立たずの、もとい、鶴生館では一生出番のこないお重の蓋。
しかし、蓋の上で跳ねる兎が干支にちなんで縁起の良いデザインです。

うさぎも跳ねる蓋の上
うさぎも跳ねる蓋の上 posted by (C)鶴生館

お客様にはこんな感じでそれぞれのお重とともに蓋を添えてお渡ししています。
プラス、実は、別に風呂敷も付いています。

お重の菱形
お重の菱形 posted by (C)鶴生館

鶴生館では、ご家庭のお重箱を持ち込んでいただくことも可能なんですが、
小さくて詰め切らないこともあるので、そういう場合はお店のものを使っています。
プラスチック製のかなりしっかりした作りのお重箱ですが、そのまま差し上げていますので、
お料理を楽しんだ後は、風呂敷と一緒に、お宅でお役立出頂ければ幸いです。

蓋を入れて四角
蓋を入れて四角 posted by (C)鶴生館

いかがでしたでしょうか。和食の粋盛りだくさんの鶴生館のおせち料理。
手間をかけ、丁寧に作られたお料理が溢れんばかりに詰められたお重箱は、
2段21,000円(税込)、3段31,500円(税込)となっています。
また、お重ではなく、お一人様用の詰め合わせも承っております。
ここでご紹介したおせち料理は、お料理は単品でも販売しておりますので、
気になったお料理がありましたらぜひお気軽にお問い合わせください。


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