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家族で会食 [お店]

 初めてのお客様がご家族でのご会食にお出ししたお料理です。
 電話でご予約を受けた際には、内容はお店におまかせ頂いたので、ブログをご覧になったのかなと思いました。

 実は最初にお魚好きには好評の鶴生館のあら煮をお出ししたのですが、写真には納め損ないました…。
 ということで、今日はこの一枚から。
 青と黄色の小さな器に盛られたあん肝と白子のポン酢和えです。

黄色と青
黄色と青 posted by (C)鶴生館

 前菜にお出しするあん肝ポン酢は一口サイズ。
 一口サイズの食べ物って見た目にかわいらしいですよね。

一口あん肝ポン酢
一口あん肝ポン酢 posted by (C)鶴生館

 こちらは一口大の白子ポン酢。
 春菊も一口サイズにカット。
 小さくても仕事は一緒です。

一口白子ポン酢
一口白子ポン酢 posted by (C)鶴生館

 今日の鰹のたたきです。
 レアに焼き残された身に脂がにじみ出ています。

にじみ出る脂
にじみ出る脂 posted by (C)鶴生館

 と言う訳で、今日の酢の物は鰹のたたきの土佐造りです。
 初めてのお客様にはどうかなと思いましたが、どのお皿も綺麗に召し上がっていました。

残ってこなかった
残ってこなかった posted by (C)鶴生館

 薬味が山となった土佐造りは、薬味に埋もれた鰹と、山になった薬味を一緒にいただきます。

薬味いっぱい
薬味いっぱい posted by (C)鶴生館

 鶴生館の焼き物と言えば、このステーキのような鰤の照り焼き。
 今日は千葉産の天然ものです。

鶴生館の焼き物と言えば
鶴生館の焼き物と言えば posted by (C)鶴生館

 今日の付け合わせは青梅の甘露煮です。
 白の器に白の器を重ねましたが、どちらの器も金のふち塗りがお揃いなので品よくまとまったかなと思います。

ホワイト・オン・ホワイト
ホワイト・オン・ホワイト posted by (C)鶴生館

 お料理が前後していますが、調理の都合上、前菜が後出しになりました。
 社長があれもこれもと乗せたので、器がかなり手狭になってしまいました。
 器については、その時は思い出さなかったのですが、あとから『あの器にしとくんだった…』と思い付いて反省しました。

先付け あれもこれも
先付け あれもこれも posted by (C)鶴生館

 この器に4品は多かった…。
 いつもは3品しか乗せていない器なのです。

賑やか
賑やか posted by (C)鶴生館

 今日の天ぷらは今シーズン初物の鰙が目玉です。

季節の天だね
季節の天だね posted by (C)鶴生館

 お野菜は舞茸と獅子唐。
 お魚は海老と、先の鰙、そして白身の魚を枕にしています。

天ぷら 4品
天ぷら 4品 posted by (C)鶴生館

 お造りにも冬の味覚を添えています。

お造りにも冬の味覚
お造りにも冬の味覚 posted by (C)鶴生館

 下ろしたてのホッキも今日の素材の目玉です。
 切り付けた角が立っていて貝の鮮度を物語っていますね。

 回転寿司などで茹でたホッキ、しかも、サラダになったようなのしか見たことがない人には
 これを食べてもホッキだとは気がつかないかもしれません。
 生のホッキはこんな風に足の先が灰色で、実はミルク色をしています。

ホッキが主役
ホッキが主役 posted by (C)鶴生館

 お造りにはたたきではない鰹もお出ししました。
 同じ素材でも食べ方が違えば、また違った味わいを楽しめます。

たたきじゃない鰹も
たたきじゃない鰹も posted by (C)鶴生館

 この器は社長が選びました。
 お寿司を出す際には替えの小皿をお持ちしました。

珍しい器
珍しい器 posted by (C)鶴生館

 今日のネタは鮪に、北海道産の帆立、相模湾のホウボウに気仙沼の鰹のトロです。

寿司会席
寿司会席 posted by (C)鶴生館

 鮪の色が綺麗ですね。
 今日の寿司会席には鶴生館特製の厚焼き玉子のスライスも添えました。

鮪と玉
鮪と玉 posted by (C)鶴生館

 どれも素材自慢のネタです。
 一点の濁りもない脂が綺麗な気仙沼の戻り鰹のトロの部分です。
 中央はホウボウですが、娘さんはホウボウをお魚だと思わなかったようで、「ホウボウってなに?」と聞かれていました。

トロカツオ
トロカツオ posted by (C)鶴生館

 やはり鮮度のいいネタは白に映えます。
 鮮度の良さを誇れるからこそ出来る器の選択ですね。

寿司はやはり白に映える
寿司はやはり白に映える posted by (C)鶴生館

 最後は椀そばです。

温そば
温そば posted by (C)鶴生館

 今日は山菜とほうれん草に刻んだ長ネギです。
 寒い時期に最後のお料理で温まって終わる会席と言うのもおつな趣向ですね。

ほうれん草入り
ほうれん草入り posted by (C)鶴生館

 当初、お料理の内容をおまかせ頂いたので、お魚のお好きな方たちばかりなのかなと思ってましたが、お料理の進み具合を見ていると、お魚が好きなのはお電話いただいたご主人だけなのかなと思いました。
 本当に一見さんは難しいです。
 実際にこの商売をやっていると、「一見さんお断り」というお店のポリシーはよく分かります。
 これを高飛車な営業とか、敷居が高いと捕える方もいらっしゃるようですが、お客様に失礼のないように、かつ満足して帰って頂くには、サービスのあり方としてはむしろ最善の方法であると思います。

 1組のお客様からでも店が学ぶことはたくさんあります。
 今日はいろいろと考えさせられるお客さまでした。


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