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調理 鯛のお頭付き塩焼き [おせち]

 お祝いムードを盛り上げる名手、鯛のお頭付きを焼いています。鶴生館ではお店の焼台で一尾づつ焼いています。

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 今回の鯛は地元相模湾で捕れた天然鯛です。やはり地元のいいものが使えるとうれしいですね。

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 鯛は背びれや尾びれなど各ひれに飾り塩をあしらっています。このせいで下火の焼台では塩害にあってしまうため、今では上火の焼台が作られて大変人気のようですね。鶴生館も次はそんな焼台にしたいと思います。

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 焼きあがりです。表はおいしそうな焼き色を付けつつも、天然鯛のきれいな桜色を損なわない程度に控えめになっていますが、もちろん火はしっかり中まで通っています。

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 きれいに焼けていて、食べるのがもったいない感じですね。お祝いの席に一品料理としてお頭付きをご注文された際には、鯛にひれ飾りと尾紙が付いてお祝いの雰囲気を盛り上げてくれます。

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 このアングルから撮るとエイリアンにそっくりでビックリしました。H.R.ギーガは鯛のこんな表情を知っていたんでしょうか。

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 今では鯛のお頭付きのご注文はめっきり少なくなりました。結婚式の引き出物として巨大なオーブンの適当な火加減で大量に作られる味気ない品に食傷気味なのか、それとも単に食べ慣れていないから敬遠されるのか。でも、おいしいものはおいしいですよ?慶事の折りには是非一度鶴生館のお頭付きをお試しください。
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