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鶴巻温泉 延命地蔵際 [お祭り]

 鶴巻には延命地蔵という大きな石のお地蔵さんがあります。
 長寿や安産にご利益のあるありがたいお地蔵さまです。

 地蔵尊の周りでは、年に数回ある年中行事に合わせてお祭りが開かれます。1月23日は初地蔵、8月23日は大祭、11月23日には終い講と言って年中最後のお祭りがあります。

 初地蔵では甘酒やお餅の振る舞い、大祭では地元の方々による日舞や盆踊り、子供たちの花火などがあり、その他にも地元訪問看護ステーションスタッフによる健康相談や商店会によるはずれなしのチャリティー抽選会など、気軽に参加できるイベントが催され、多方面で地域の方々との交流が図られています。

 お祭りに欠かせないのが露店ですが、特に地元農家の新鮮野菜は大変な人気で、商店会による露店と並んでお祭りに賑わいを見せています。
 鶴生館も毎回出展しており、お地蔵さんにちなんだ、「延命そば」や、贅沢にも玉子を11個使用した自慢の特製厚焼き玉子などをご用意してお待ちしています。
 ※2009年11月23日(月)の延命さんに鶴生館はは出店しません。ごめんなさい
 長寿のご利益とお祭りの活気を求めて、お散歩がてらに「延命さん」へお参りしてはいかがでしょうか?

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 ― 延命さんの由来 ―
 この地蔵は、約250年以上前(江戸時代中期)に江戸の豪商が米寿記念に先祖供養のために建てたと言われています。高さは、台座を含めると3.5メートル(地蔵1.34メートル)もあり、路傍の石仏としては他に類を見ない大きさです。
 その後、旧大住郡落幡村字請地、宮下の部落民十数件が講を作りご守護し、縁日の供養を始めたものと考えられます。覆殿は、文化10年(1813)に大破していた堂舎を再建し、その後、嘉永2年、安政4年にも再建され、現在の雨覆殿は、延命講中48名他協力者4 名の手により昭和53年8月(1978年)に建立落慶しています。
 以上のように大地蔵尊は、江戸時代中期文化年間の頃より現在に至るまで200年以上にわたり、請地、宮下地区の住民により代々受け継がれ、「延命地蔵さん」の名で親しまれ長寿祈願、厄落とし、安産祈願のお地蔵様として人々に信仰されています。
 毎年8月24日は、大縁日となっており、前日23日にはお祭りが開催され、境内では読経や御詠歌を唱えるなど昔ながらの供養が執り行われて堂前には、露店・舞台等も作られ賑わいを見せています。
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