新年会

　新年会の席にお出しした会席料理の一部をご紹介します。

　先付は贅沢に7点です。
　左から、鈴廣の「極」紅白板、なまこ酢、とこぶし、松風、山海漬け、サーモンの奉書巻き、北海蛸の中華風です。



　炊き合わせも今の季節らしい品を添えています。
　いちばん奥から海老芋、筍の土佐煮、人参、牛蒡、蓮、子持ち椎茸、生麩です。
　すべて別々に調理した自慢の煮物です。



　茶碗蒸しも、出汁を引くところから玉子液、具の下味など、すべて鶴生館の手作りです。具も椎茸や銀杏、むき海老などがゴロゴロとたくさん入っています。



　焼き物は寒鰤の照焼きです。
　付け合わせの厚焼き玉子が大きすぎて半分隠れてしまっていますが、決して焼き物が小さいわけではありません。厚焼き玉子が大きいんです。
　付け合わせに添えた厚焼き玉子は、桜海老入りです。桜海老は干した物ではなく、生の桜海老を使用しています。ただ、生の桜海老は繊細な味ですので、一度炒めて甘味をしっかり引き出してから厚焼き玉子に入れています。



　お刺身は、左から寒鰤、小田原で上がった生のメジマグロ、そして相模湾産の金目です。

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